災害時の連携確認 県総合防災訓練、化学物質災害対応も想定

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BC災害対応訓練では防護服姿で被災者を救出

 本年度の福島県総合防災訓練は2日、田村市運動公園で行われた。約1300人が参加し、災害時の地域連携態勢を確認した。県、田村市、郡山地方消防本部の主催。

 訓練は「本県沖を震源とするマグニチュード(M)7.0の地震が発生。田村市で建物の倒壊や道路の崩壊、土砂崩れなどが起きている」との想定で行われた。

 参加者が崩れた建物、土砂やがれきに埋まった自動車などからの救出訓練に臨んだ。

 化学物質災害などを想定した国民保護想定訓練(BC災害対応訓練)では「サッカー大会の観客席で何らかの液体がまかれ、目の痛みや呼吸苦を訴える人が多数いる」との想定で、関係者が防護服を着て要救護者の搬送作業に取り組んだ。

 給水や避難所開設など多様な防災訓練が行われた。炊き出し訓練でおにぎりを配った船引南中3年の女子生徒は「被災者支援の方法はいろいろとあって勉強になった。災害が起きたら何か自分にできる支援をしたい」と話した。