「ミツフジ」新工場完成 川俣、繊維産業復活へ決意

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鏡開きを行う(左2人目から)佐藤町長、村田選手、三寺社長ら

 銀メッキ導電性繊維の製造、販売ミツフジ(京都)が川俣町の川俣西部工業団地に整備を進めていた工場が完成し、2日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われ、関係者が最先端技術を誇る工場の完成を祝った。

 三寺歩社長はあいさつで「新工場はミツフジだけではなく、日本の繊維産業復活のために皆さまで使う施設。世界で勝てる製品を作り出していきたい」と決意を語り、東京電力福島第1原発事故からの復興や「絹の町」の再生へ意欲を示した。

 新工場は3日に本格稼働。工場では着用するだけで心拍数など健康状況を把握できる導電性の衣類の着衣型ウエアラブル端末「hamon」を年間10万着製造。研究開発棟も併設し、地元企業とも関わりながら新事業の創出にも力を入れる方針。

 工場の敷地面積は約2万3千平方メートル、工場は研究開発棟と工場棟に分かれ計4600平方メートル。事業費17億円。現在は15人程度が働くが、今後3年間で50人程度の新規採用を進める。

 式では、三寺社長や佐藤金正町長、同社がhamonを提供する世界ボクシング協会(WBA)ミドル級世界チャンピオンの村田諒太さんらが鏡開きを行った。