台風21号、4日に県内最接近か 夜から激しい雨警戒

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台風21号接近を前に、リンゴ畑に防風ネットを張る果樹農家=3日午後、福島市大笹生

 非常に強い台風21号は3日、南大東島の北東海上で北上を続けた。今後は勢力を維持しながら北日本の日本海側を北上し、福島県でも4日夜から5日午前にかけて大荒れとなり、海上は大しけとなる見込み。

 福島地方気象台によると、予想される本県の風雨などの予想は、特に4日午後6時からの24時間の雨量は多い所で100~200ミリと予想され、平年の8月の総雨量を超え、1時間に40ミリの激しい雨が降る所がある見通し。

 4日の予想最大風速は18メートルで、5日初めまで海上は大しけとなる予想。降り続いた雨の影響で地盤が緩んでいる所があり、台風の激しい雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に厳重な警戒が必要という。

 福島市大笹生の果樹園では3日、台風接近に備え、リンゴ畑に防風ネットを張る農家の姿が見られた。

◆最新の情報に留意を

 同気象台は3日、福島市で会見を開き、村上雅規観測予報管理官が「雨や風が急に強まる恐れがある。風の強いときは極力外出せず、最新の気象情報や避難に関する情報に留意してほしい」と注意を呼び掛けた。

◆福島空港5便欠航

 福島空港大阪線は4日、台風21号の影響で、伊丹発福島行きのアイベックス79便・全日空3179便(午前10時40分発)とアイベックス81便・全日空3181便(午後3時40分発)、全日空1697便(午後7時25分発)、福島発伊丹行きの全日空1696便(午前8時5分発)、アイベックス80便・全日空3180便(午後0時15分発)の計5便が欠航する。計231人に影響。

◆防災会議で対策確認

 県は3日、県庁で庁内の防災連絡員と各市町村の防災担当者をテレビ会議で結んだ合同会議を開き、避難所開設の要請があった場合の連絡体制や農作物の被害防止に向けた対策を確認した。