中ノ沢こけし「独立」 全国審査で名称承認、12系統目へ前進

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コンクールで新たな分類として認められた中ノ沢こけしと柿崎会長

 伝統こけしの新系統を掲げる猪苗代町発祥の「中ノ沢こけし」が、宮城県大崎市で開かれた「全国こけし祭り」で"独立"を認められた。全国で11系統ある「伝統こけし」以外の名称が全国規模のコンクールで認められたのは初めて。

 中ノ沢こけしはデザインや木地技術に違いがあったが、全国に11系統ある伝統こけしとしては同町に接する福島市の土湯温泉を本拠とする土湯系に含められてきた。

 今回は中ノ沢こけしの工人でつくる「たこ坊主会」(柿崎文雄会長)が土湯こけし工人組合から独立呼称の承諾を得たことなどから、コンクール審査委員会が「中ノ沢こけし」の名称を認めた。

 たこ坊主会は今後、12系統目としての認定を目指し、後継の育成などに取り組む。

 全国こけし祭りはこけしの三大コンクールの一つで、8月31日~2日に開かれた。