県産木材でフェンス設置へ ブロック塀対策、学校など県有施設

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 大阪府北部地震で小学校のブロック塀が倒壊し登校途中の女児が犠牲になった事故を受けた対応で、福島県は、学校などの県有施設に県産材を使った木製フェンスを設置する。

 ブロック塀の撤去工事を進めている視覚支援学校(福島市)に木製フェンスをモデル的に設置、市町村有施設にも検討を呼び掛ける。

 9月補正予算案に木製フェンスの整備を含むブロック塀の安全対策費として1億9500万円が計上された。

 県は今秋以降、事故を受けた緊急点検で建築基準法に合致していなかったり、劣化した塀があった学校や駐在所、県職員公舎など140施設のうち危険度の高い78施設で、ブロック塀の撤去や補修、代替フェンスの設置を行う。

 既存予算を使って工事に着手済みの施設を含め、全体の76.4%に当たる107施設への対応が本年度中に完了する見込み。残る33施設については、工事が必要かどうかも含め対応を検討する。

 視覚支援学校については、既に校舎南側と北側のブロック塀の撤去工事に入っており、今秋以降、長さ約120メートルの木製フェンスを設置する見通し。