遮水シートに損傷...故意か 楢葉の仮置き場、40センチ切れ込み

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損傷が発見された遮水シート

 環境省は4日、除染で出た汚染土壌を一時保管している楢葉町の仮置き場で、土壌を入れた袋(フレコンバッグ)と、積み上げた袋を覆う遮水シートに損傷が見つかったと発表した。同省によると土壌の飛散や流出はなく、周辺の空間放射線量も毎時0.15マイクロシーベルトで変化はなかった。土壌の飛散や周辺の空間放射線量に異常はないという。同省はシートが故意に損傷された可能性もあるとみて、双葉署に相談するとともに原因を調べている。

 同省によると、3日午後、草刈り作業確認のため同町繁岡仮置き場を訪れた同省職員と業者が遮水シートに約40センチの切れ込みを発見。シートの損傷箇所の真下にあるフレコンバッグにも約20センチの破れを確認した。遮水シートは厚さ約1.5ミリで、これまで劣化などによって破損したケースはないという。シートは台風21号の接近に備え、修繕した。

 前回の点検があった8月27日には、シートなどの損傷は確認されず、仮置き場を囲む高さ約2メートルのフェンスやゲートの鍵にも異常はなかったという。