田村・柏原さん全国1位 高校生手話スピーチコンテスト

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
「手話で伝えることができた」とコンテストの成果を振り返る柏原さん

 田村高3年の柏原力樹さん(18)は東京で8月25日に開かれた「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」で1位に選ばれた。「自分の言いたかったことを伝えることができて良かった」と成果を振り返る。

 コンテストは全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社の主催。手話の普及や福祉教育の充実を目的に毎年開かれている。今年は全国から45人が参加、作文や映像審査で選ばれた10人が本選に進んだ。

 柏原さんは母親の影響で小学3年生から手話を始め、手話サークルつみき会(田村市)で練習に励んでいる。「聴覚障害者と健常者を結ぶ唯一の言語」と手話の役割を話す。

◆「あきらめない」大切さ訴え

 本選では表情豊かに伝えることを心掛けた。スピーチ文に会話文が多かったことから、体の向きを変えて登場人物を区別して表現した。体に障害があってもスポーツを頑張っている人たちを紹介し、「あきらめない」ことの大切さを訴えた。

 将来の目標は特別支援学校の先生。「子どもたちにたくさんのことを伝えていきたい」と夢を語る。