救急医療のヘリ披露 会津若松・温知会、現場に医師派遣

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テープカットで新機の就航を祝う関係者

 会津若松市の会津中央病院などを運営する温知会(南嘉輝理事長)が導入した5人乗りの新しいヘリ「ベル505」の就航披露式が5日、同病院ヘリポートで行われた。ジャパンフライトサービス(古田和人社長)が運航を受託、救急医療現場に医師や看護師を派遣して、より質の高い救急救命医療に役立てる。

 これまで4人乗りの「ロビンソン44」を運航しており、医療のほか、観光にも活用してきた。新機は医療用で、会津地方の救急医療現場に医師や看護師、医療機材などを運ぶ。初期診療までの時間を短縮して救命率を向上させ、医師不足もカバーする。病院所有の民間機を活用して、医師らを現場に派遣するシステムは全国的にも珍しいという。

 新機の最大巡航速度は232キロで、最大航続時間は3.5時間。ロビンソン44よりも速度や馬力が増し、安定した運航が可能になった。ロビンソン44は観光に特化したヘリにする。

 約55人が出席した就航披露式では、神事の後、古田社長が「一人でも多くの命を救い、救命医療の向上に寄与していきたい」とあいさつした。南理事長、武市和之会津中央病院長、小林辰輔同病院救命救急センター所長らがテープカットした。デモフライトも行われた。