次世代の新素材、高機能化目指す いわきで研究会発足

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
展示された「ミヤビエ」製品

 ケナフを環境・リサイクル部材と混合して高付加価値、高機能素材にするなど新分野での商品開発を進めるトラスト企画(いわき市)は、県内外の官民と連携して「次世代環境新素材研究会」を設立した。

 同市のラトブ内いわき産業創造館で3日、初会合を開き、三つの作業部会を設けて効果的な開発や販売、発信の具体的な戦略を展開していくことを確認した。

 トラスト企画は、ケナフから植物由来の新素材「セルロースナノファイバー」を作って多機能クッション素材を開発したほか、ナノファイバー素材、抗菌素材など次世代の新素材を研究開発している。研究会はこれらの素材の高機能化と新たな用途開発、企業ネットワーク構築などを目指す。各部会が5年間計画で成果を積み上げていく。

 初会合には連携企業や支援機関、専門家ら約50人が出席。開発素材のうち、多機能クッション素材が既に「MIYAVIE(ミヤビエ)」としてブランド化され、世界80カ国で扱われていることが紹介された。

 経済産業省から委託を受けたいわき産学官ネットワーク協会が事務局となる。