北海道で「震度7」 福島県警、東北電力など被災地へ派遣隊

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車に機材を積み込む東北電力の社員=6日午後、福島市

 6日午前3時8分ごろ、北海道で地震があり、厚真(あつま)町で震度7を観測した。土砂崩れや家屋の倒壊が相次ぎ、関係閣僚会議で安倍晋三首相は9人が死亡したと述べた。

 県によると、北海道には1081人(8月13日現在)が避難しており、NPOを通じて安否確認を進めているが、6日午後6時30分現在で被害の情報は入っていない。県スケート連盟によると、北海道音更町では郡山商高の女子生徒5人と須賀川高の男子生徒1人、顧問1人がスピードスケートの合宿を行っているが、全員の無事を確認。また、福島高専は学生1人と教授ら3人が学会出席のため札幌市に、職員1人が研修会出席のため函館市に滞在していたが、無事を確認した。

 救助活動などに当たるため、県警や陸上自衛隊福島駐屯地などの部隊が6日、北海道に向けて出発した。

 県警は広域緊急援助隊員ら17人を派遣。隊長の佐藤克寿警部(県警機動隊)ら隊員が7日から3日間活動する。被災地を上空から撮影するため、県警ヘリ1機も派遣した。

 福島駐屯地からは隊員50人が被災地へ出発。土木工事などを行う第11施設群の隊員が仙台市から海路で北海道に入り、土砂の除去作業などを行う予定。県消防防災航空隊は秋田県の消防隊員を被災地に運ぶため消防防災ヘリ1機を派遣。秋田空港で消防隊員4人を乗せて札幌市に向かった。

 東北電力は北海道電力の要請を受け、配電設備の復旧作業に当たるため、高圧発電機車と高所作業車各30台、社員250人を派遣した。県内からは高圧発電機車2台、高所作業車2台、社員23人。

 「DMAT」派遣決定

 県は6日、厚生労働省の災害派遣医療チーム(DMAT)から要請を受け、福島医大病院、太田西ノ内病院、白河厚生総合病院、会津中央病院、総合磐城共立病院のDMAT5チームの派遣を決定した。準備が整い次第、各自現地に向かう。

 日赤県支部の福島救護班第1班は同日夜に出発。福島赤十字病院の中村耕一郎神経内科部長(医師)を班長に看護師や薬剤師らと同支部の連絡調整員の計7人が厚真(あつま)町総合福祉センターに入る。

 福島河川国道事務所は北海道開発局に照明車2台を派遣する。7日に出発式を行う。