福島の市道でクマに襲われ男性けが 犬の散歩中に両足かまれる

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 6日午前8時15分ごろ、福島市土湯温泉町の市道で「男性がクマに襲われ、けがをしている」と通行人の女性から市消防本部に通報があった。福島署によると、犬の散歩をしていた同市の70代男性がクマに両足のふくらはぎをかまれた。意識があり、命に別条はないという。県警によると、今年に入りクマによる人的被害は初めて。

 同署によると、男性は市道脇の崖から降りてきた子グマ2頭(いずれも体長約50センチ)と遭遇。足で追い払おうとしたところ、後から出てきた親グマ(体長約1メートル)にかまれた。男性はかまれたまま引きずられそうになったが、ガードレールにしがみついて抵抗した。クマは崖下に降りていったという。

 現場は土湯温泉の中心部から北に約250メートル離れ、女沼に向かう途中にある山林の市道。署員や市職員らがパトロールし、注意を呼び掛けた。旅館関係者の50代女性は「こんな近くで被害が出るとは思わなかった。これから秋の行楽期を迎えるので、影響が心配」と表情を曇らせた。