楢葉のビジネスホテル建設断念 経営者が資金不足理由に

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 楢葉町のJR竜田駅東側地区の再開発計画で、神奈川県の箱根温泉で老舗旅館を展開する経営者が資金不足を理由にビジネスホテル「楢葉ホテル」(仮称)の建設を断念したことが8日、町への取材で分かった。

 町によると、同日までに経営者側から「工事資金が不足した。事業を継続できない」と連絡があった。経営者が個人で出資していわき市に設立し、ホテルの建設と運営を担う予定だった会社「ファーストスプリング」は8月28日、東京地裁に破産手続きを申し立てたという。

 建設予定地では、2016(平成28)年にも別のホテル大手チェーンが進出を断念した経緯がある。町は「建設予定地を放置しておくことはできない。新たなホテルの誘致に取り組む」としている。経営者は今夏の開業を目指して、客室数約200室の4階建てのホテルを建設する計画だった。