北海道地震、ガソリン求め「長い車列」 物流にも大きな影響

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物流が混乱している苫小牧市ではガス欠のガソリンスタンドが相次ぎ、数量指定や金額指定など給油制限が目立った=8日、北海道苫小牧市

 最大震度7を記録した北海道胆振(いぶり)東部地震は、物流にも大きな影響を与えていた。大地震の発生から3日目となる8日、苫小牧市ではガソリンの供給が追い付かず、東日本大震災直後の福島県でも見られたように、燃料を求める車両が列を作っていた。

 「10リットルまでです」。店頭で男性店員が声を張る。この店は3日ぶりに営業した。20台以上が並び、瞬く間に燃料は減っていった。店員は「今度はいつ仕入れられるか分からない」と打ち明けた。給油に訪れた地元の40代女性は「仕事で車を使うから何とか(給油したい)」と話した。

 同市の別のスタンドでは午後になりガソリンが底をついた。営業は軽油のみとなり、店長の男性(41)は「復興のために各地から来てもらっているのに」と歯がゆさを口にした。