「葵の御紋」の紋幕寄付 鶴ケ城鉄門に掲揚へ 会津若松・安藤さん

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紋幕が掲げられた鉄門の前で安藤社長(右)から目録を受ける室井市長

 戊辰150年を記念し、安藤染店(会津若松市)の安藤昭男社長は9日までに、会津若松市に鶴ケ城の鉄(くろがね)門に掲げる紋幕を寄付した。22日から3日間、同市で繰り広げられる会津の秋の風物詩「会津まつり」の期間中に掲げられる。

 安藤社長は、会津まつり実行委員長も務め、1985(昭和60)年から約10年おきに紋幕を寄付している。今回で4度目。

 幕の老朽化が掛け替えの主な理由だが、祭りの機運を高めようと節目の年に合わせて贈った。紋幕は縦180センチ、横720センチで、白地に黒の「葵の御紋」をあしらった。

 鉄門は城内に侵入しようとする敵を迎え撃つための「武者溜」から本丸へと通じる表門。鶴ケ城が再建された1965(昭和40)年に復元され、柱や扉は全て鉄で覆われている。

 23日に行われる会津まつりのメイン行事「会津藩公行列」では、歴代藩主や武者姿に扮(ふん)した参加者が鉄門をくぐって出陣、市内を練り歩く。

 贈呈式は鉄門で行われ、安藤社長が室井照平市長に目録を手渡した。安藤社長は「新しくなった紋幕が祭りを盛り上げる一助になればうれしい」と語った。