福島県職員、書類84件を未処理のまま放置 療養費還付に遅れ

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 パーキンソン病など福島県指定難病患者の医療費を助成する県の事業で、県は11日、南会津保健福祉事務所に勤務していた30代の女性職員が2016(平成28)~17年度の2年間、療養費請求書など84件を未処理のまま放置していたと発表した。このため計75万9648円の療養費の還付が最大2年遅れたとしている。

 県の聞き取りに女性は「優先順位が付けられず、処理できなかった」と説明しており、県は今後も調査を継続する。県は全ての療養費を還付するとともに、対象者に謝罪した。

 県によると、女性は書類を同保健福祉事務所内に放置したほか、自宅に持ち帰って放置し、紛失した書類もあるという。今年1月23日に女性から新規申請3件の処理が遅れているとの報告を受け初めて未処理が発覚。さらに女性は4月に同事務所管外に異動となった際、複数の未処理案件があることを報告し、7月には受給者証に関する薬局からの照会で新たな未処理も発覚、県が再調査していた。