8万人目標!東京五輪・パラ「大会ボランティア」26日から募集

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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、競技会場などで運営に直接携わる「大会ボランティア」を26日から募集すると発表した。本県では福島市のあづま球場で野球とソフトボールが行われるが、大会ボランティアの周知が進んでいない。募集期間は12月上旬までで、県は組織委やボランティア団体、企業などと連携してPRを強化する。

 大会ボランティアは世界各国から日本に訪れる選手や大会関係者、観戦者らを補助するほか、震災や原発事故で寄せられた支援への感謝や復興の現状を伝える役割も期待される。活動内容は会場内での案内や競技運営のサポート、選手がけがをした際の搬送補助など9種類に分かれ、組織委は計8万人を募集する。

 組織委や県は、福島市で大学生向けと一般向けの説明会を1回ずつ開催した。ただ、一般向けの参加者は約50人にとどまるなど認知度は高まっていない。「10日以上の活動が基本」「宿泊は自己手配、自己負担」といった条件がハードルになる可能性も指摘されており、募集対象となる現在の高校2年生以上の学生やシニア世代を中心に人員を確保できるかが課題となる。

 組織委は来年2月から、本県など11都道府県で説明会(オリエンテーション)や面談などを順次開催。応募段階で希望のあった役割や活動場所を踏まえ、割り振りを決める。

 大会ボランティアとは別に、競技会場のある自治体が観光や交通案内などを担当する「都市ボランティア」を募集する。本県では福島市のJR福島駅や競技会場外でパブリックビューイングなどが楽しめる「ライブサイト」への配置が想定され、県は今秋にも募集を開始する計画だ。

 大会ボランティアの応募は特設サイトから申し込む。問い合わせは運営事務局のナビダイヤルへ。

 福島開催ソフト、出場6チーム2試合ずつに

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、あづま球場(福島市)でのソフトボールを5試合増やして6試合実施すると発表した。野球は1試合のまま。あづま球場でのソフトボールは開会式2日前の20年7月22日の日本戦をスタートに、出場6チームが2試合ずつ行う。

 あづま球場で行われるソフトボールが6試合に増えたことを受け、内堀雅雄知事は「国内外の方々の来県や県民が直接競技を観戦できる機会が増え、大変うれしく思う」とコメントした。木幡浩福島市長は「気持ち良くプレーや観戦ができるおもてなし体制など準備を加速させる」とした。