「ブロックチェーン授業」会津大で10月開講 IT人材の育成へ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 会津大は10月から、ネットワークで結ばれた複数のコンピュータで取引を記録する技術「ブロックチェーン」について学ぶ授業を開講する。ブロックチェーンについて学ぶ授業を開講する大学は全国でも珍しく、IT(情報技術)の急速な進展や人手不足を背景に、著しく発達する情報通信技術(ICT)分野を支える人材育成に力を注ぐ。

 同大によると、ブロックチェーンはインターネット上で複数のコンピューターを結んだ「台帳」のようなもので、ビットコインに代表される仮想通貨や証券、株などの価値を記録できる。銀行のように中央集権型のシステムではなく、取引の記録は参加者全員で管理・監視することで不正を防ぎ、安全性が保証されている。また、金融用途だけでなく小売りや医療、エネルギー分野での活用も期待されている。

 同大では、ブロックチェーン技術を活用した学内で使える仮想通貨「白虎」の実証実験に取り組んでいることから、授業を通して、ブロックチェーン技術を応用したサービスの開発ができる人材の育成を目指す。

 来年3月まで開講し、来年度も通年での開講を予定している。同大の藤井靖史准教授は「世界的に不足することが予想されるIT人材の育成を目指し、会津大発の技術が生まれることを期待したい」と話した。