県が人材養成推進 東京五輪・パラボランティア、募集活動が本格化

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 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が26日から応募を受け付ける「大会ボランティア」。県内でも説明会の開催など募集活動が本格化する見通しだ。

 県は昨年度からスポーツボランティアの研修会などを開いており、五輪を見据えた人材養成を進める。

 「大会に直接関わることは貴重な経験になる。必ず応募して競技会場などで福島の魅力も伝えたい」。

 県が福島市で9日に開いたスポーツボランティアの研修会。あさか開成高3年の女子生徒(18)は、2年後に向けて声を弾ませた。

 組織委が20年4月1日までに18歳以上となる募集年齢を設定したため、現在の高校2年生以上が対象となる。学生や定年退職したシニア層が大会ボランティアの主力として期待されており、研修会でもこの世代の参加者が目立った。

 一方、競技会場や選手村などで重要な役割を任される大会ボランティアは「活動時間が長く、ハードルが高い」との声もある。

 福島市の女性(69)は「インターネットを使わないし、英語もしゃべれない。大会ボランティアは難しいが、駅周辺での案内に携わりたい」と話した。

 観光や交通案内などに当たる「都市ボランティア」を配置する県は「どちらも『おもてなし』の気持ちは同じ。明確に分けずに募集したい」としている。