浪江の「八坂神社」再建へ地鎮祭 19年6月に完成予定

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地鎮祭であいさつする佐藤委員長(中央)

 東日本大震災で被災、東京電力福島第1原発事故による全町避難で社殿が甚大な被害を受けた浪江町樋渡の八坂神社の社殿再建に向けた地鎮祭が13日、現地で行われた。参加者が住民の心のよりどころとなる神社の再建を祈った。

 同神社は震災で社殿が崩れ、原発事故による全町避難でこれまで再建が進んでこなかった。しかし、氏子や地元住民の声を受けて再建に向けた委員会を設立、7月に被災した社殿を取り壊した。震災前と同じ場所で再建する計画で、完成は来年6月を予定している。

 地鎮祭には氏子や地元住民、工事関係者ら約20人が出席。田村友正宮司が祭主として神事を執り行い、参列者が工事の安全を祈った。再建委員会の佐藤安男委員長は「神社の完成でふるさとの復興がスタートする。素晴らしい神社が完成することを願っている」と語った。