国指定史跡「阿津賀志山防塁」活用!国見に『歴史公園』整備へ

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歴史公園の完成予想図。赤点線内が公園敷地

 国見町は2021年度までに、国指定史跡「阿津賀志山防塁」を活用した歴史公園を整備する。町は整備を通じて歴史を広く伝えるとともに、観光による地域振興を図る。有識者でつくる防塁調査・整備指導委員会が13日、整備計画案をまとめた建議書を町に提出した。

 阿津賀志山防塁は、1189(文治5)年の奥州合戦で奥州藤原氏が源頼朝軍を迎え撃つために造った堀と土塁。全長が約3.2キロで、歴史公園はこのうち同町西大枝字原前の下二重堀地区防塁周辺に整備される。

 整備面積は3・12ヘクタール。現存する防塁が雨などで崩れないようにするための排水施設の整備や、なくなった防塁の復元を行うほか、休憩コーナーやトイレ、計約40台分の駐車場を設置する。敷地内のハス池も増やす方針。

 防塁調査・整備指導委員会委員長の入間田宣夫東北大名誉教授が町役場を訪れ、太田久雄町長に建議書を手渡した。町は建議を踏まえ、正式に計画を策定する。