吾妻山の「地質図」完成 産総研が出版、防災の基礎資料に

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作製した地質図の一部

 産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は、福島県と山形県にまたがる吾妻山地域が約1千万年前に大規模な火山活動を繰り返し隆起したなどとする地質調査結果をまとめた5万分の1縮尺の地質図「吾妻山地域の地質」を出版した。周辺地域の防災・減災の基礎資料として、活用が期待される。

 産総研の活断層・火山研究部門(桑原保人部門長)と地質情報研究部門(田中裕一郎部門長)がまとめた。吾妻山地域と周辺地域の地表踏査を行い、堆積物の分布や種類を調べ、採取した岩石の年代測定を実施。

 吾妻山地域の成り立ちを解明した。地質図では、地層の構成物質と形成された時期について図示している。

 地質図は説明書付きで1700円(税抜き)。問い合わせは産総研地質調査総合センター(電話029・861・3540)へ。