郡山で最大規模「正直21号墳」 壺形埴輪片や木棺2棺など確認

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遺体を埋葬した木棺などが確認された正直古墳群「正直21号墳」

 郡山市は15日、同市田村町正直(しょうじき)の「正直21号墳」が、直径約35メートル、高さ約4.5メートルの円墳で、古墳時代前期(3世紀中ごろから4世紀)の円墳としては県内有数の規模で、同市では最大規模とみられると発表した。

 調査に当たった同市や文化財調査研究センターが同日開いた現地説明会で明らかにした。正直古墳群は43基の古墳が確認されており、築造時期は古墳時代前期~中期(5世紀)とみられている。

 21号墳は昨年から発掘調査を実施。前期末から中期初頭とみられる壺形埴輪(はにわ)片が出土したほか、遺体を埋葬した木棺2棺が確認された。周辺地域では百数十年にわたって古墳の築造が行われていたとみている。市は古墳群の詳しい築造時期を調べるとともに、同市田村町大善寺にある、東北最大の前方後方墳などがある国指定史跡「大安場古墳」との関連を調べる。