福島県民栄誉賞・西田敏行さんに聞く 力強い古里の未来信じてる

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にしだ・としゆき 郡山市出身。明大中退。劇団青年座に2003年まで所属。代表作「釣りバカ日誌」「学校」「植村直己物語」をはじめ、映画、舞台、テレビなど幅広く活躍。13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」にも出演した。歌手として「もしもピアノが弾けたなら」がヒットし、NHK紅白歌合戦に4回出場している

 西田敏行さんは表彰式後、報道陣の取材に答え、県民栄誉賞を受けた喜びや古里への思いを語った。

 ―古里福島の県民栄誉賞を受けた感想を。
 「本当にうれしい。この賞に値する仕事をしているか自問しているが、いつも福島のことを忘れず、福島を念頭に置いて俳優の仕事をしてきたという点は誰にも負けず、古里愛が強い人間であるという自負がある。この賞を糧に、もう一度福島のことを思いながら福島のことを表現していく俳優として生きていきたいという思いになった」

 ―初の公開表彰式で、県民に見守られて賞を受けた。
 「同級生も来てくれて、とてもうれしかった。同級生はいいものだなあと。長い年月を生きて、お互い年を取って、目や顔のしわを見て、いとおしく感じた」

 ―震災直後から復興支援を続けてきた。本県復興への思いは。
 「震災に遭った他県とは違う課題を持った福島の復興には時間がかかる。うそ偽りなくしっかりと受け止めていくことが一番大事だ。一時の空気感の中で『復興しているよ』『頑張っているよ』というのではなく、しっかりと見極めて今後も復興を考えたい」

 ―本県の将来像をどう描く。
 「震災当時によく言ったのは『こういう経験をしているのは世界で福島だけだ』と。原発事故でこれだけ大きな被害を受けたが、逆にこれを糧に、そこから立ち上がった姿を見せようと。そういう力強さのある県になって『福島スタイル』の形を見せようと。それを表現できればと思う。そういう未来があると信じている」

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