日本酒「絆舞」初の販売 全国のコメ使い復興応援、東京でフェア

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
47都道府県産のコメで造った日本酒「絆舞」の販売コーナー=東京国際フォーラム

 全国の信用金庫のネットワークを生かし、47都道府県産のコメで造った日本酒「絆舞(きずなまい)」が19日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開幕した「"よい仕事おこし"フェア」で一般向けに初めて販売された。フェアは20日まで。

 東日本大震災や熊本地震、今夏に各地で相次いだ災害の被災地の復興を応援しようと、信金による地域連携プロジェクトの一環で商品化。曙酒造(会津坂下町)で醸造された。都道府県の数にちなみ、精米歩合47%の純米大吟醸酒で、すっきりとした辛口が特徴という。

 名前には「復興へ力を合わせる」「飲んだら思わず舞い踊りたくなるような日本酒にしたい」との思いを込め、全国の「絆」と、米の音読み「マイ」をかけ合わせた。本紙で連載中の大型企画「維新再考」の題字を手掛けた書家の金澤翔子さんがラベルを揮毫(きごう)した。

 プロジェクトは地方創生の実現を目指し、城南信用金庫(東京都)を中心に全国の信金でつくる実行委が企画した。本県から会津、郡山、白河、須賀川、ひまわり、あぶくま、二本松、福島の8信金が協賛した。

 日本酒造りは「興こし酒」と銘打って昨年から始動。本県、宮城、岩手3県と熊本地震で被災した熊本県のコメで仕込んだ「絆結」に続いて「絆舞」が第2弾。

 絆舞は500ミリリットル入りで2200円(税込み)。このうち100円を被災地への寄付金に充てる。

◆自社の商品売り込み

 "よい仕事おこし"フェアは今年で7回目。全国212信金が協賛し、過去最多の526ブースが出展された。福島県から製造や旅館などの観光、食品加工など多彩な業種の企業が参加、取引先の拡大に向けて自社の商品を売り込んでいる。

 19日の開会式では、各信金の代表や清水敏男いわき市長、斎藤文英会津坂下町長、鈴木孝市曙酒造代表社員らが「絆舞」を使って鏡開きした。吉野正芳復興相(衆院福島5区)が会場を訪れ、福島県など被災3県の企業ブースを巡り産業再生の取り組みを視察した。

 20日は午前10時~午後4時。入場無料。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

小林愛さん「アンバサダー」委嘱 福島県知事選投票率アップへ