「オムダムカレー」商品化へ 福島・荒川の砂防ダムモチーフ

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採用が決まった「オムダムカレー」。中央のご飯が地蔵原堰堤の形を模している

 福島市を流れる荒川の魅力を発信する「いいね!ARAKAWAプロジェクト」は、プロモーション戦略の一環として「あらかわ砂防ダムカレー」の商品化に向けて取り組んでいる。21日には同市で、福島学院大生が考案したダムカレー3案の試食会が開かれ、オムレツや具材が特徴的な「オムダムカレー」の採用を決めた。今後、商品化の実現に向けて協議を進める。

 あらかわ砂防ダムカレーは、大正期に建造された荒川の代表的な砂防ダム「地蔵原堰堤(えんてい)」をモチーフにした。同大の学生が「荒川・砂防ダムらしさ」「話題性・目新しさ」「福島らしさ」などを条件に考案、6月に3案に絞った。この日は関係者約50人が集まり、同市の料理研究家安斎昌子さんが調理したダムカレーを試食し、投票して決めた。

 オムダムカレーは地蔵原堰堤の形を模したご飯を配置。両脇にオムレツにくるんだカレーと、地元名産コンニャク入りカレーを盛り分けた。参加者から「砂防ダムが再現できている」「おいしくて話題性もある」と好評。考案した学生グループの本田凛さん(1年)は「荒川をPRできるカレーになった」と喜んだ。荒川の歴史と土木遺産を学ぶ「荒川講座」も開かれた。

 同プロジェクトは福島民友新聞社、福島学院大、福島河川国道事務所、福島市、ふくしま荒川ミュージアム推進会議、ふるさとの川・荒川づくり協議会でつくる実行委の主催。県地域創生総合支援事業(サポート事業)の補助金を受けて昨年度から始動した。

 ダムカレーのほか、荒川やその周辺の観光資源を生かした「荒川ツーリズム」の旅行商品化なども目指す。