『三島の工芸』活性化へ協定書 三島町と台湾研究発展センター

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協定書を交わす矢沢町長(左)と許主任

 編み組細工などのものづくりで産業振興と後継者育成を図る「生活工芸運動」を展開する三島町は27日、台湾の「国立台湾工芸研究発展中心(センター)」と友好交流協定を締結した。台湾との連携を強化し、相互交流の拡大や、創作活動の活性化につなげる。

 同日、台湾・台北市で協定締結式が行われ、矢沢源成町長と同センターの許耿修主任が協定書を交わした。矢沢町長が「協定を通して地域振興に一層の光が当たり、お互いの発展につながることを期待したい」とあいさつした。

 同センターは、わらや木、石などを利用した台湾の工芸品の研究や、各種PR事業などを行っている。同町では近年、JR只見線の撮影などに訪れる台湾からの観光客が増えており、一層の交流促進を図るために協定を結んだ。両者の協定締結は2000(平成12)年に続き2度目。

 具体的には、毎年2万人以上が訪れる同町の「工人まつり」に台湾の関係者を招き、工芸の技術交流を進める。ヒロロやマタタビ、山ブドウなどを使った同町の「奥会津編み組細工」は国の伝統的工芸品に指定されており、技術力の高さを台湾でPRする。