「震災記録施設」19年1月にも着工へ 双葉に整備、教訓後世に

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 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被害と教訓を後世に伝えるため、県が双葉町に整備するアーカイブ拠点施設(震災記録施設)の設計がまとまり、来年1月にも建設工事が始まる見通しとなった。県は2020年夏ごろの開館を目指す。復興庁が27日発表した福島再生加速化交付金の第35回配分で、10億3800万円(交付額ベース)の事業費が盛り込まれた。

 今回の交付総額は157億4200万円(同)。帰還環境整備を促す事業では県と16市町村、1組合に計146億500万円を振り分ける。主な事業として、双葉町がJR双葉駅西側地区に整備を進めている復興拠点に22億6200万円、富岡町の産業団地の整備費に54億9000万円を配分する。

 川内村が転入者向けに建てる公的賃貸住宅の建設費として新たに4000万円を盛り込んだ。石神二小(南相馬市)のプール改築に400万円、楢葉中(楢葉町)武道館の空調設備の設置に300万円を充てる。

 子どもたちの生活環境を整える「子ども元気復活交付金」では、富岡町の公園にある遊具の更新に300万円を計上した。原発事故の避難者支援に活用する「コミュニティ復活交付金」ではいわき市に2100万円を交付する。震災メモリアル中核拠点の整備に充てる。

 道路の側溝にたまった汚泥などの堆積物を取り除く「道路等側溝堆積物撤去・処理支援」事業は、須賀川市など5市町への支援に7600万円を盛り込んだ。

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