「教員免許更新講習」初の自然塾体験 裏磐梯校、教育現場活用

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「裸足の道」のプログラムを体験する教員ら=30日、北塩原村・グランデコリゾート

 北塩原村の富良野自然塾裏磐梯校(グランデコリゾート)の自然塾体験が、教員免許の更新に必要な講習の「選択実習」の一つに採用された。29、30の両日に初の講習が行われ、本県を含む5都県の教員10人が環境教育プログラムを体験しながら、教育現場への活用などを考えた。

 文部科学省の委託事業として教員免許状更新講習を請け負い、青少年育成の体験教育を支援する日本アウトワード・バウンド協会(東京都)が、教員免許更新に必要な選択領域の講習の一つとして、富良野自然塾裏磐梯校での自然塾体験を採用した。講習は「人間力向上のためのアクティブラーニング」と題し、コミュニケーション力や主体性を育む体験学習の理論などを学ぶ。

 初めて行われた講習では、参加した教員らが2日間の日程の中で、体験学習の手法を知るグループワークや自然塾で体験できる「緑の教室」「裸足(はだし)の道」など四つの環境教育プログラムを体験。白河南中の鹿島史弘教諭(32)は「裸足の道」の体験から、生活の中で五感を意識する重要性に気付いたといい、「体験を通じて自然や地球環境を意欲的に学べた。教育現場や学校生活でも、ごみの量を減らすなどの意識を取り入れていきたい」と語った。

 裏磐梯校は、2人以上の申し込みで一般の自然塾体験を受け付けている。料金は中学生以上3000円、小学生以下2000円。各プログラムは小学4年以上を推奨している。問い合わせは同リゾートへ。