郡山、3年ぶり2度目『日本一』 NHK音楽コンクール・高校

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優しい歌声で曲の世界観を表現し、全国の頂点に立った郡山

 合唱の第85回NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール第1日は6日、東京・渋谷区のNHKホールで高校の部が行われ、3年ぶり4度目の出場となった郡山が金賞に輝き、全国の頂点に立った。郡山は3年ぶり2度目の日本一。3年連続29度目の出場の安積黎明は優良賞だった。

 NHK、全日本音楽教育研究会の主催。高校の部には全国504校から地区予選を勝ち抜いた11校が出場。音楽プロデューサーつんくさん作詞の「ポジティブ太郎~いつでも始まり」(上田真樹作曲)と、自由曲を歌い上げた。

 郡山高「音楽の喜びあふれ、大泣き」

 「歌いながら音楽の喜びがあふれ、演奏後すぐに大泣きしてしまった」。6日、東京都内で開かれたNHK全国学校音楽コンクール高校の部。3年ぶりの金賞に輝き、全国504校の頂点に立った郡山の佐藤竜聖部長(3年)は晴れ晴れとした表情で全身全霊の合唱を振り返った。

 コンクールに向けて1~3年の部員全員が自由に意見を出し合い、理想の演奏を追求した。佐藤朋子顧問は「生徒自らが演奏に対する考えを練り、多くの意見を返してくれた。生徒たちの内からの力が金賞につながった」と教え子の努力を手放しでたたえた。
 学生指揮者を務め、生徒の意見を取りまとめた3年の八代歩夢さんと井野瞳子(とうこ)さんは「1年生でも意見を出しやすいように気を配った」と話し、「普段の練習の成果を十分に発揮できた」と2度目の栄冠に胸を張った。

 自由曲では、この世の中に生きている全てのものへの鎮魂歌で、東日本大震災の犠牲者への思いも込めて作曲された「おやすみなさい」(長田弘作詞、三宅悠太作曲)を披露した。佐藤部長は「詞の内容を頭に浮かべながら歌い、『私たちは一人ではない』という部分では前に進む決意を込めながら歌った」と説明。「演奏を通じて多くの人に支えられて自分たちがいると改めて実感した」と曲のメッセージをかみしめた。

 3週間後の27日には、東北代表として長野市で開かれる全日本合唱コンクール全国大会に出場する。「向上心を持ち、応援してくれている人への感謝の気持ちを伝えられる演奏がしたい」と佐藤部長。日本一の自信を胸に、次の大舞台を見据えた。

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