常磐線・線路に資材が...列車接触 故意か?2日連続で置かれる

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資材置き場で鉄パイプなどをブルーシートとロープで固定する関係者=9日、いわき市

 8日夜、いわき市のJR常磐線いわき―内郷間で、普通列車が線路上に置かれた鉄パイプなど工事資材をはね、運転士が列車を停止した。9日朝にも普通列車が小石や石材などと接触しており、いわき中央署は何者かが故意に線路上に置いたとみて、列車往来危険の疑いで捜査している。いずれの列車も乗客にけがはなかった。

 JR東日本と同署によると、接触したのは8日午後8時ごろと9日午前5時45分ごろで、約500メートルの範囲内だった。8日は同市の現場周辺で、線路上に置かれていたとみられるコンクリート製の柱2本(太さ約11センチ、長さ約1メートル、重さ約20キロ)や鉄パイプなど金属片4個(最大で太さ約7センチ、長さ約50センチ、重さ約2キロ)が見つかった。

 近くにJR東の資材置き場があり、自由に立ち入れる資材置き場から工事資材が運ばれた可能性が高い。

 9日は同市などの現場周辺から長さ約80センチの電車用標識や小石、石材などが発見された。約400メートルにわたって線路に置かれており、標識は線路周辺で引き抜かれたとみられる。

 現場は住宅街で、近くに踏切があり、日中利用する人は多い。同署は同一人物による犯行の可能性が高いとみて調べている。JR東水戸支社は「調査中だが妨害行為とみられる」とし、周辺の警戒を強化した。

 常磐線は8日、上下線4本が最大で42分、9日は上り線3本が最大で36分遅れ、8日は約600人、9日は約250人に影響した。

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