アニサキス食中毒51件 福島県内10月10日現在、前年比で5倍

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 福島県でのアニサキス食中毒の報告件数が、10日現在で51件と、前年の約5倍に急増していることが県食品生活衛生課への取材で分かった。件数が急増しているのは全国的な傾向で、明確な要因はまだ分かっていないという。県は「なるべく素人は魚をさばかない」などと注意を呼び掛けている。

 アニサキス幼虫が寄生している魚を食べ、胃壁や腸壁に幼虫が入り込むことでアニサキス症となる。魚を食べた後、激しい腹痛があった場合は速やかに医療機関を受診する必要がある。

 アニサキス食中毒を予防するためには、マイナス20度で24時間以上の冷凍をするか、60度で1分間以上、70度以上であれば瞬時、加熱処理することが有効。魚を丸ごと1匹購入した場合、アニサキス幼虫は内臓から筋肉へ移動するため、すぐに内臓を取り除くことも重要だという。

 家庭でできる予防として県は、刺し身で食べる場合、〈1〉アニサキスはどの海の魚にもいるという認識を持つ〈2〉なるべく素人は魚を処理しない〈3〉スライスなど、店で調理された魚を食べること―などを挙げる。

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