最後のメロディー「全てを出せた」 会津若松で大熊中吹奏楽部

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
顧問の酒井澄人さんの指揮に合わせて息の合った演奏を披露する部員とエキストラの参加者

 東京電力福島第1原発事故に伴い会津若松市で開校している大熊町の大熊中の吹奏楽部は14日、同市で「サヨナラ演奏会」を開いた。部員減少のため本年度で休部する吹奏楽部が会場に最後のメロディーを響かせた。

 部員4人の最後の舞台に花を添えようと、同中の卒業生や音楽団体など、総勢約120人が出演した。部員4人がそれぞれソロを披露する場面もあり、会場を盛り上げた。

 最後は校歌を演奏。これまで生徒・部員数が少なかったため、部員が校歌を演奏する機会はなかったが、主演団体の協力で実現。4人にとって最初で最後の校歌が響いた。

 演奏会後、渡辺菜々美部長(3年)は「心残りはない。全てを出せた演奏会になった」と話した。OBの招集に尽力した元同中吹奏楽部の遠藤瞭さん(ふたば未来高3年)は「休部はさみしいが、新たな気持ちで頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

内堀知事初登庁「2期目」スタート 挑戦を進化...復興創生前進