「サケ」200匹盗まれる 相馬のやな場、網中に3匹しかいない

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 相馬市の宇多川下流のサケのやな場からサケ約200匹が盗まれたとして、管理する同市の宇多川鮭増殖組合が相馬署に被害届を提出していたことが15日、同組合への取材で分かった。相馬署は窃盗の疑いがあるとみて、慎重に調べている。

 同組合によると、14日午前4時50分ごろ、組合員の男性がやな場を訪れると、遡上(そじょう)したサケが入る仕掛けの網の中にサケが3匹しかいないことに気付いた。また、サケの引き上げに使う電動式の網のコンセントが差し込まれていて、使用された形跡があった。コンセントは13日の作業後に抜いてあったという。

 13日の漁ではサケ267匹が網の中に入っており、同組合では何者かが電動式の網を使い、200匹以上を盗んだとみて14日に被害届けを提出した。被害額は約25万円に上るとみられる。

 今季は9日からやな漁が始まり、14日までに約1300匹を水揚げした。やな場の入り口の扉はひもで縛られていたが、鍵などはなかった。同組合の採補責任者を務める男性(69)は「こんな大規模な被害は初めて。何日もかけて用意しており悔しい」と話した。

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