あづま球場にエレベーター 福島県、東京五輪に備え整備へ

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 2020年東京五輪・パラリンピックでソフトボールと野球の計7試合が行われる県営あづま球場の整備計画を巡り、福島県は、障害者や高齢者の利便性向上に向けエレベーターを新設する方針を固めた。本年度内に設計を完了後、2019年内の設置を目指す。国内外から多数の観客が見込まれる中、車いす利用者らが安心して観戦できるよう環境を整備する。

 県は、バックネット裏の内野スタンドにつながる場所にエレベーター1基を設置する方向で調整。1階とスタンドの間のコンコースにも乗降できるようにし、売店利用時の移動なども支援する。予算は1~2億円程度になるとみられる。

 さらに県は、車いす利用者用の階段昇降機を現状の2基から5基に増設。バックネット裏の車いす利用者席を4席から20席に増やし、1階部分の10席と合わせて計30席とする。五輪のガイドラインでは、車いす利用者席をさらに増設する必要があるが、県は、現状の席を一時的に外して仮設の席を作ることで対応する。

 同球場へのエレベーター設置について県はこれまで、球場の構造上の問題などから既存施設の増設で対応する考えだった。ただ9月12日に組織委員会が試合数を2試合から7試合に増やすと発表。長期間の開催で混雑時のトラブルに備えるため、エレベーターの設置が必要と判断した。

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