避難区域で不法投棄疑い、作業員3人書類送検 環境省発注工事

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 環境省が発注した大熊町の家屋解体工事の廃棄物が土中に埋められているのが見つかった事件で、双葉署は18日、放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで、重機作業を担当していた会社員3人を書類送検した。

 書類送検されたのは、いわき市の33歳と38歳、田村市の47歳のいずれも男性。捜査関係者によると、3人は「解体作業のスケジュールが立て込み、楽するため埋めた」などと容疑を認めているという。

 送検容疑は、昨年9月~今年2月ごろ、原発事故に伴い全町避難となっている同町の家屋解体現場3カ所に、解体で出た木材や廃プラスチック、コンクリート片などを重機で埋めた疑い。3人はそれぞれ解体現場1カ所を担当。重機で取り切れなかった解体ごみ計283キロを指定の仮置き場に運ばず、重機で土をかぶせるなどして不法に投棄したという。

 元請けの清水建設から3月末、「下請け業者が地中に廃棄物を埋めていた」と通報を受けて発覚した。

 清水建設は「当社の取引業者が不適切な行為をしたことは、誠に遺憾なことと受け止めている」とコメントした。

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