福島県内「研修医」最多120人 充足率74.5%、病院間格差課題

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 厚生労働省は18日、来年度の卒後臨床研修を希望する医学部生らと、研修医を受け入れる大学病院、臨床研修病院とをつなぐマッチング(組み合わせ決定)の結果を発表した。県内18病院に120人(前年同期比10人増)が内定し、現在の研修制度が導入された2004(平成16)年度以降最多。定員を満たした病院は10病院(同3病院増)となった。

 一方、県内病院の定員の合計に占める充足率は74.5%(同3.1ポイント増)にとどまり、2病院で内定者がいないなど病院間格差が課題となっている。

 県内18病院のうち、定員を満たしたのは大原綜合病院(福島市、8人)福島赤十字病院(同、8人)太田西ノ内病院(郡山市、15人)星総合病院(同、8人)総合南東北病院(同、14人)寿泉堂綜合病院(同、6人)公立岩瀬病院(須賀川市、4人)白河厚生総合病院(白河市、6人)竹田綜合病院(会津若松市、10人)公立相馬総合病院(相馬市、3人)。10病院のうち郡山市内の病院が4病院あった。

 一方で、福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)と福島労災病院(いわき市)は内定者がいなかった。

 県は「研修医を増やす取り組みの成果が出ているが、内定者がいない病院もあった。内定者がいなかった要因などを分析して対応を検討したい」(医療人材対策室)としている。

 本県の研修医数は震災、原発事故後に一時激減したが、その後増加に転じた。県によると、本年度から県内で研修を開始した研修医は123人だった。

 医大生の人数下回る

 来年度から卒後臨床研修に入る福島医大の6年生は144人。県内の研修医の内定者数は、県内で養成している医学部6年生の人数を下回る結果となった。

 卒後臨床研修は、医学部生らに卒業後2年間、各診療科での研修を義務付ける制度。研修医の3分の2が研修後も県内にとどまるとされ、医師不足解消を目指し県や各病院が確保に努めている。

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