葛尾に直営鶏舎新設 伊達物産、年間22万羽の生産見込み

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養鶏業の安全を願う出席者

 食品製造業の伊達物産(福島県伊達市)は19日、葛尾村に直営の「かつらお農場」を新設した。震災から約7年7カ月ぶりに同村で養鶏業が再開する。農場で施設完成式を行った。

 村内には震災前まで、同社と契約していた養鶏農家が4戸あり、年間で計約80万羽を生産していた。震災の影響で全て廃業したことから、同社が事業再開の方策を模索していた。

 新鶏舎は木造平屋3棟で、敷地面積は計約5千平方メートル。コンピューターで室内の温度や餌やりなどを管理することで、作業負担を軽減させる。主に食用若鶏「ブロイラー」を飼育、年間約22万羽の生産を見込む。新規雇用は3人の予定。施設建設資金には、農林中央金庫の長期低利融資制度「東日本大震災復興ローン」を活用した。

 神事で、出席者が事業の安全を祈った。清水建志社長は「養鶏再開が葛尾村への恩返しとなる。おいしい鶏肉を生産して村の底力を国内外に発信したい」とあいさつした。

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