福島で撮影快調!周防正行監督『最新作』 旧広瀬座に人気俳優

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旧広瀬座で映画撮影に臨む(右から)高良さん、成田さん、周防監督

 映画「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」などで知られる周防正行監督の最新作「カツベン!」(仮題、来年12月公開)の撮影が福島市で行われている。19日は映画初主演の成田凌さんや高良健吾さん、井上真央さんら人気俳優の撮影風景が報道陣に公開された。本県のエキストラも参加しており、5年ぶりとなる周防作品に期待が高まる。

 撮影は福島市民家園内にある国指定重要文化財「旧広瀬座」(1994年復元)で18日に始まり、11月上旬まで続く。旧広瀬座は大衆娯楽施設として明治20年(推定)に現在の伊達市梁川町に建てられた芝居小屋でストーリーにぴったり。この日は、無声映画に語りを加える活動弁士(通称・活弁)が上映前に情感たっぷりに映画について説明するシーンで、成田さんや高良さんが熱演をみせた。

 エキストラとして県民らも参加。大正時代に合った服装に身を包み、中にはセリフ付きで人気俳優と共演する人もいた。この日の撮影に参加した川俣町の男性(77)は「広瀬座は思い出の場所。おもしろい映画になれば良い。来年の公開が待ち遠しい」と笑顔を見せた。

 撮影の合間に周防監督と成田さんが取材に答えた。周防監督はロケ地に広瀬座を選んだ理由を「広瀬座は日本文化をよく残した素晴らしい施設」と説明。「地元の方々の協力に報いる良い映画を撮りたい」と力を込めた。成田さんは「練習してきた活動弁士の演技を全力でみせたい」と意気込みながらも「福島のおいしい食べ物や日本酒を味わうのも楽しみ」とちゃめっ気も見せた。

 作品は大正時代の活動弁士が主人公。ヒロインに黒島結菜さん、共演者に永瀬正敏さん、竹中直人さん、渡辺えりさん、小日向文世さん、竹野内豊さんら実力派俳優が名を連ねている。

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