農業用ため池で漏水 郡山・ハウス7棟浸水、池底の板が老朽化か

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 福島県郡山市は23日、同市三穂田町野田の農業用ため池「長岫(ながくき)池」から漏水し、周辺の農業用ハウス7棟が浸水する被害があったと発表した。排水のため、池底に設置していた木製の板が老朽化で破損、または外れたことが原因とみられる。けが人などはいなかった。

 市によると、22日午後10時50分ごろ、近隣の住民から「ため池から水が流れ出て、住宅が浸水しそう」と119番通報があり、漏水を確認。当時は約1万5千立方メートルと通常の半分程度の貯水量だったが、排水管を通ってほとんどが流出した。

 市内では、土壌の放射性物質濃度が1キロ当たり8千ベクレルを上回る池の除染を行っているが、長岫池は8千ベクレルを下回っており、経過観察としていた。市は今回の漏水を受け、安全確認のため周辺の空間線量や放射性物質濃度などモニタリング調査を実施。今後は漏水の原因を調査するとともに、来年の取水期に向けて修繕などの対策を取るとしている。

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