仮想通貨トラブルか 会津美里の殺人・死体遺棄、4人は容疑否認

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 会津美里町の山林で今年4月、東京都、職業不詳菅谷善明さん=当時(49)=の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、死体損壊と死体遺棄の疑いで会津若松署の捜査本部が逮捕した男4人の一部に、菅谷さんと仮想通貨を巡る出資トラブルがあったとみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。4人は「やっていない。知らない」などと容疑を否認しているという。

 捜査本部が22日午後、逮捕したのは本籍千葉市、住所不定、自称会社役員天野十夢(とむ)(32)、宇都宮市、会社員大森遼(30)、千葉県鎌ケ谷市、会社役員菊池真司(29)、会津若松市、会社役員猪俣達也(30)=詐欺罪で起訴=の4容疑者。4人の逮捕容疑は今年3月中旬、会津美里町とその周辺で菅谷さんの遺体の両手首を切断するなどして、同町の山林に遺棄した疑い。

 捜査関係者によると、天野容疑者は出資を募り仮想通貨で資産運用する事業を行っていたといい、1人で貸金業をしていた菅谷さんからも出資を受けていたとみられる。捜査本部は、天野容疑者と菅谷さんとの取引がトラブルに発展した可能性があるとみている。

 捜査本部は、4人が遺体を遺棄するまでの経緯を知っているとみて、殺人容疑での立件を視野に役割分担などを捜査している。菊池容疑者以外の3人は会津地方出身で、土地勘のある同町に車で遺体を運び、遺棄した可能性が高いという。

 捜査本部はこれまでに、延べ約1万3300人の捜査員を投入。捜査関係者によると、菅谷さんの携帯電話の通話履歴などから、4人の関与が浮上したという。

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