除染技術、清掃に活用 東北テント、郡山で洗浄車実証実験

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鳥のふんを除去する担当者

 イベント設営などを手掛ける東北テント(郡山市)は25日までに、同市の中町公園周辺で、同社が開発した高圧吸引洗浄車「CCsR」を活用し、道路清掃を行う実証実験を行った。除染事業の先細りにより、新たな事業の開拓や雇用の確保を迫られる事業所の取り組みとして注目される。

◆汚れ飛散抑制、冬でも対応

 「CCsR」は高圧吸引洗浄機を搭載した独自の除染車両で、車両後部に吸引部を設置している。道路の汚れを温水で落とした上で、路面から剥がれた汚物や水分を吸引するため、周囲に汚れなどが飛び散らないのが特徴。

 同社は受注の除染事業が昨年度末に終了したことから、車両の新たな活用法として民間清掃業務での使用を検討してきた。実証実験は除染技術を道路の清掃に生かそうと、市に提案した。

 この日は、同社の担当者が鳥のふんで汚れた道路約10メートルの汚れを1時間かけて取り除いた。同社の担当者は「温水で洗浄できることから、冬季でも対応できることが特徴。今後は道路洗浄に力を入れていきたい」と話した。

 同社は全国の官庁や民間の清掃業務への参入を目指す方針。

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