佐藤工業、戸田建設に「株式譲渡」 100%子会社化を正式決定

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 県内建設業大手の佐藤工業(福島市)は26日、準大手ゼネコンの戸田建設(東京都)に株式を譲渡し、12月14日付で同社の100%子会社になると発表した。戸田建設が26日の取締役会で株式取得と子会社化を正式決定した。

 佐藤工業の発行済み株式90万株は持ち株会社3社が所有しており、このうち約3割を戸田建設に譲渡、残りを佐藤工業が取得する。株主総会での議決権は自己株式に認められないため、議決権は戸田建設が100%保有する。佐藤工業の佐藤勝也社長(48)は来年3月末に退任、戸田建設から派遣される役員と佐藤工業の役員が経営を担う。社名は残り、従業員約120人の雇用は維持される。

 戸田建設は佐藤工業の子会社化について「東北エリアの強固な事業基盤を確立し、シェアの拡大を目指す」としている。

 佐藤社長は「戸田建設から派遣される役員と既存の役職員が一丸となり、今後もお客さま・地域社会の皆さまから信頼され、必要とされる企業であり続けられるよう、鋭意努力していく」とのコメントを出した。

 「戸田建設」準大手ゼネコン 

 東京都中央区に本社を置く準大手ゼネコンの戸田建設は1881(明治14)年創業。建築、土木工事、地域・都市開発、不動産の売買・賃貸、再生可能エネルギーなどによる発電事業を手掛ける。従業員数は約4千人。昨年度の売上高は4003億円。

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