旅館若旦那の三味線ユニット...中学1年『歌姫』とミニライブへ

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誓願寺でリハーサルをする(後列左から)柳沼さん、畠さん、和田さん、淳行さんと美智子さん(手前)

 飯坂温泉の旅館の若旦那3人による三味線ユニット「飯坂だオンセンべした~ず」は、民謡界で注目を浴びる福島四中1年の猪股美智子さん(12)を歌い手に迎え入れた。福島市の誓願寺が檀家(だんか)向けに28日に開くミニライブで「飯坂だオンセンべした~ずwith美智子」としてお披露目する。

 「飯坂だオンセンべした~ず」は、三味線で温泉街を元気にしようと2010(平成22)年に結成された。和田一成さん(43)=ほりえや旅館、柳沼公貴さん(46)=祭屋湯左衛門、畠正樹さん(40)=穴原温泉吉川屋=が宴席や県内外のイベントに出演しながら、飯坂と民謡の魅力を伝えている。

 3人は、一緒に活動していた歌い手が県外に引っ越したことから、新たなメンバーを探していた。民謡を広める取り組みに共感した猪股さんが「お手伝いがしたい」と和田さん宛てに手紙を書き、ユニットに加わることになった。

 猪股さんは、三味線演奏家の父淳行さん(46)の影響で5歳から民謡を始めた。相馬民謡全国大会や相馬流れ山全国大会のジュニア部門で優勝するなど、伸びやかな歌声で活躍している。

 和田さんは「若い世代の民謡離れが進んでいるが、彼女の歌う姿を見て、若い人たちが一人でも多く民謡に興味を持ってくれれば」と期待している。

 28日のライブは、同寺が企画した学びの場「おてらカレッジ」の一環で開かれる。約50人の檀家らを前に「飯坂小唄」や「会津磐梯山」など4曲を演奏する予定だ。民謡と飯坂を盛り上げるため、年齢差約30歳ユニットの挑戦が始まる。

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