ヒノキ使用エコ製品発売へ 消臭抗菌水や食器、本宮の企業が開発

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光大産業の取り組み

 家庭用木製品製造・販売の光大産業(本宮市)は、環境に配慮した新事業でヒノキ材の蒸留水を使用した消臭抗菌水「ひのきの霧」と、ヒノキとプラスチックを融合したバイオマスプラスチックを使った食器類「ひのきのぷら」を開発した。11月にもインターネットの通信販売などで本格的に発売する。

 ひのきの霧は、ヒノキを乾燥させる工程で放出される蒸気を冷却して液体にし、蒸留水と油を分離させた。添加物不使用で天然成分100%の蒸留水。開発をサポートした岡部敏弘芝浦工大連携大学院客員教授は「ヒノキの乾燥工程から水蒸気を取り出す方法は国内で初」と話している。専門機関に依頼した分析結果の速報値では、魚の腐った臭いを発するトリメチルアミンは2時間後にほぼ消えたとしている。

 ひのきのぷらは、製造工程で出る木くずなどをパウダー状にしてプラスチックと融合させた新素材「桧バイオマスプラスチック」を使用して製造。茶わん、三角コーナーなどを製品化した。抗菌効果や水回りで出るぬめりの軽減などが確認された。本年度のグッドデザイン賞を受賞した。

 根本昌明社長は、同社で記者会見し「環境に配慮した無駄のないビジネスモデルで、福島から全国に広げたい」と話した。

 問い合わせは同社(電話0243・33・5381)へ。

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