電動バス、低速運行で観光地巡る CO2不排出、いわきで実証

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出発する車両を見送る関係者ら

 いわき市は30日、同市小名浜のアクアマリンパーク周辺で、低速電気自動車「グリーンスローモビリティー」を周遊シャトルバスとして活用する実証事業を始めた。

 地域に人の流れをつくることなどを目的に、国の支援事業を活用した。時速20キロ未満で走るグリーンスローモビリティーは、二酸化炭素(CO2)を排出しないなど環境に配慮。公共交通機関の確保が難しい山間部のほか、低速運行で景色をゆっくりと楽しめることから観光地での移動手段として、全国の一部地域で活用実績があるという。

 車両は群馬県のシンクトゥギャザー社製の「eCOM―8」を使用している。1日7便の運行で同市小名浜のいわき・ら・ら・ミュウを発着点に、アクアマリンふくしまや元小名浜魚市場前など、平日は6カ所に停車。土、日曜日の一部便は三崎公園にも止まる。

 平日は約4キロ、土、日曜日の一部便は約6キロのコースを回る。乗車料金は無料で、定員は1便9人。満員の場合は乗車できない。実証事業は11月12日までで、活用状況のデータを集める。

 初日はいわき・ら・ら・ミュウで出発式が行われ、渡辺仁副市長が「実証事業の結果を市の魅力あるまちづくりにつなげたい」とあいさつ。関係者が第1便を見送った。乗車した同市の会社員男性(26)は「静かな乗り心地だった。風が気持ちいい」と話した。

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