『若松の味』喜多方で復活! あの素晴らしい「カツ」もう一度

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うちだ直伝のメニュー復活で「昔の味を思い出してほしい」と話す遠藤さん

 地元で愛された懐かしい味を再現―。喜多方市の飲食店「とんかつとラーメンのお店 とんこう」の店主遠藤栄さん(67)は、自身が勤めていた会津若松市のとんかつの名店「洋食・和食・とんかつ うちだ」のソースカツ丼などを期間限定で復活させた。「当時を知る人なら懐かしいはず」と、遠藤さんは腕を振るう。

 遠藤さんによると、うちだは1964(昭和39)年ごろに開店、会津若松市栄町や上町に店舗があった。当時の会津地方では珍しく洋食メニューを提供する繁盛店だったが、96(平成8)年に閉店した。遠藤さんは67年から、うちだで勤務し、料理長も務めた。

 うちだを辞め、94年に喜多方市にとんこうを開き、現在はうちだで磨いた腕前で、煮込みカツ丼やカツカレーなどを提供している。

 「喜多方を少しでも食で盛り上げたい」。東日本大震災以降、風評被害などで喜多方の活気が以前よりもなくなっていると感じたことがソースカツ丼復活を考えたきっかけの一つだった。あの味を懐かしむ人に、少しでも喜多方に足を延ばしてもらえればとの思いからだ。

 提供するソースカツ丼(税込み850円)は県産の肩ロースのカツに、うちだ秘伝のタレをかけ、あっさりに仕上げた。また週替わりの限定メニューも用意。作るのに手間が掛かるカニクリームコロッケやみそトンカツ(いずれも、セットメニューで税込み1000円)も提供する。遠藤さんは「復活メニューを通して懐かしくも、どこか新しさを感じてほしい」と、当時を思い出す来店者を心待ちにしている。

 期間は24日までの毎週木曜から日曜。時間は午前11時~午後2時、午後5時30分~同8時。毎週火曜日は休み。

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