瓜生岩子賞に村田さん 社会福祉貢献、南相馬「ほっと悠」理事長

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 福島県南相馬市の「NPO法人ほっと悠」理事長の村田純子さん(65)が社会福祉に貢献のあった人を表彰する県社会福祉協議会の第26回「瓜生岩子賞」に選ばれた。同協議会が3日発表した。表彰式は8日、同市で開かれる県社会福祉大会で行われる。

 村田さんは2000(平成12)年に旧原町市最初の小規模作業所「夢工房ポニーハウス」、04年に2カ所目の小規模作業所「ほっと悠」を設立、「自ら稼ぐ」ことを目指し工賃向上のため民間事業所相手の交渉にも取り組んだ。この結果、11年に当時の県平均工賃月額の約3倍となる金額を達成した。

 震災直後は休止せざるを得なかったが、11年7月に活動を再開し、13年4月に小高区役所1階に「Cafe いっぷくや」を開設。一時帰宅する避難住民に昼食や情報交換の場を提供するなど、被災地のコミュニティー構築にも尽力した。

 村田さんは「尊敬する瓜生岩子さんの名の付いた賞をいただけることは大変名誉で、皆さんのご支援のおかげ。今後とも『人さまの喜ぶこと、お役に立つこと』を活動理念に生涯現役で各種事業に取り組んでいきたい」としている。

 同賞は、先駆的に社会福祉活動に尽力した喜多方市出身の瓜生岩子が開設した鳳鳴会育児部(現福島愛育園)の100周年を記念して創設された。

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