海の男たちが連携プレー「人命救助」 福島海上保安部が感謝状

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男性救助で感謝状を受けた(左から)新田さん、遠藤さん、上遠野さん、松原さん、志賀さん、鳴海さん

 "海の男"たちの連携プレーが人命救助につながった。福島海上保安部はいわき市小名浜漁港区内で海に転落した40代男性を救助したとして、同市の漁業者や会社員計6人に感謝状を贈った。6人はそれぞれ「命を助けることができて良かった」と喜ぶ。

 「海に人が落ちたぞ」。9月29日午後1時30分ごろ、台風接近で漁船を係留しようと漁港を訪れていた第3政丸船長の志賀金三郎さん(71)は、岸壁で船釣りの帰り支度をしていた男性が海に転落する姿を目撃し叫んだ。志賀さんは乗組員の鳴海勝利さん(39)、同じく船の係留をしていた第8光勝丸船長の松原光平さん(54)と共に落ちた男性の救助に向かった。

 男性は気を失った状態で海に浮かんでいた。松原さんは漁具を使って沖に流されないよう男性を岸壁に引き寄せ鳴海さんが海に入って男性を確保。近くにいた作業船第1はつかぜ船長の上遠野孝之さん(33)と乗組員の遠藤英治さん(64)、新田進さん(30)の3人もロープを手に救助に加わった。鳴海さんが男性の体にロープを巻き付けると、陸の5人で引き上げ、男性を救助した。

 救助された男性はその後、意識を回復、擦り傷程度の軽傷で済んだという。志賀さんは「こうした場面に遭遇するのは初めてのこと。助けようと一心不乱だった」と語った。

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