「夜光反射材」身に着けて! 福島県警、夜間の死亡事故が多発

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 1~10月に車にはねられ死亡した高齢歩行者11人のうち、8人が夜間帯の交通事故で被害に遭い、いずれも夜光反射材を身に着けていなかったことが県警のまとめで分かった。県警は夜光反射材に事故防止効果があるとし、活用を呼び掛けている。

 県警によると、2008(平成20)~17年の過去10年間で、交通事故で死亡した高齢歩行者157人のうち、夜光反射材を身に着けていたのは1人だけ。着用率にするとわずか0.6%だった。

 車のライトは照射する向きで距離は変わるが、ドライバーは60~130メートルの視認距離を確保できるとされており、県警の担当者は「反射材を身に着けると、運転手が2倍以上手前で発見できる」と話す。

 県警は今秋、交通安全キャンペーンの一環で夜光反射材のリストバンドやシールなど計7万品以上を配布したが、県警の担当者は「たんすの肥やしになっている可能性がある」と危惧する。

 日没が早い冬期間は、薄暮時間帯に歩行者がはねられる交通死亡事故が増加する傾向にある。県警によると、13~17年の薄暮時間帯では、車にはねられ死亡した歩行者が昼間の4倍多かった。県警の菅野紀之交通企画課長は「今年10月の死亡者数は月別で今年最多。昨年の2カ月分に上った。異常事態」として注意を呼び掛けている。

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