ダイユーリックHD、統合『攻めの経営』 売上高1000億円へ

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 ダイユー・リックホールディングス(ダイユーリックHD、福島市)が来春、売上高5000億円を超えるバローホールディングス(バローHD、岐阜県)の傘下に入ることが決まった。ホームセンター事業の統合でダイユーリックHDの売上高は、2020年度の目標に掲げた1000億円を達成する見込みだ。人口減少に伴う市場縮小や業態間の競争激化が進む中、"攻めの経営"で収益性と成長性を高め、勝ち残りを狙う。

 事業統合はダイユーエイトがバローHD子会社から一部商品を仕入れていたことをきっかけに6月から両社が協議を重ねてきた。ダイユーリックHDは、ホームセンター「ダイユーエイト」、ペットショップ「アミーゴ」などを県内外に191店舗展開し、売上高は787億円(18年2月期)。一方、バローHDはドラッグストアと食品スーパーを主力に、スポーツクラブ、ホームセンターなど799店舗を手掛け、売上高は5243億円(同3月期)に上る。

 このうち、ダイユーリックHDが子会社化する「ホームセンターバロー」はペットショップを含め57店舗を運営。統合でホームセンターの店舗数だけでも全国で123店舗となる見通しだ。

 事業統合で商品の共同仕入れにより利益率の改善が図られる見通しで、バローHD傘下で物流や資材調達・店舗メンテナンス業務を行う子会社の活用によるコスト削減も見込む。また、東北地方が基盤のダイユーエイト、中四国地方のリックコーポレーションに、東海地方で展開するホームセンターバローが加わることで、東北地方から中四国まで店舗網がつながることになる。

 ダイユーエイトは今後も東北地方や北関東などを中心に店舗拡大を図る方針で店舗名の変更なども予定していないという。ダイユーリックHD担当者は「(HDの)商号は変わるが、経営体制が大きく変わることはない」と説明した。

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